羽田の国際化は大ニュースとして、大きく報道されている。これで
日本の航空行政の遅れが解消されるかのように騒いでいる。
しかし、成田と羽田をあわせてもアジアの主要空港には及ばない。
中国に抜かれたといえ、いまだ世界第三位の経済大国の空港が
韓国やシンガポール等の国に見劣りしていていいはずがない。
こんな中途半端な拡張で喜ぶのではなく、アジア最大の規模の
空港を整備すべきである。
リニア新幹線もようやく実現のめどがついてきたが、東京−名古屋
間の開業が2027年、東京−大阪間を45年という計画であり、
あまりにも遅すぎる。
今の日本の経済状況を改善するためにも、できるだけ早く大阪まで
完成すべきである。
今の計画では、JR東海が増資等で資金調達をし建設する予定であるが、
経済対策の視点からは、この事業は国が行うべきである。
市場から14兆円以上の資金を調達することは、日本の金融市場にとって
マイナスであり、JR東海の経営にも負担となる。
この資金はタダで国が調達すればい。方法は政府紙幣か国債の日銀
引き受けで調達すべきである。
これなら、市場から資金は減らないし、国も返済する必要はなく財政圧迫
にもならない。
JR東海に100年程度の期間でレンタルすることで、むしろ国の収入は
増加する。
今の日本は非常事態であり、なんとしても日本経済を復活させる必要がある。
財政規律など無視して、打ち出の小づちを利用するときである。
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