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2010年09月18日

地方分権と言うが、地方こそが国以上の無駄遣いの源泉であることを忘れてはいけない。

菅内閣は前鳥取県知事の片山氏を総務大臣に任命した。地方分権を期待
してのことらしい。

今は地方分権すれば、日本が少しでも良くなるかのように、マスコミでは
報道しているが、

地方こそ無駄遣いの源泉であり、日本の国家財政を食いつぶしていること
を忘れてはいけない。

同じ日に読売の記事で以下のように報じられている。
 「自治体が外部の有識者らに委嘱して施策を評価する「事業仕分け」で、
  仕分け人から「不要・廃止」と判定された事業が、その後の自治体内部
  の協議で存続に転じるケースが相次いでいる。2009年度に不要判定
  された事業のうち、大津市で約8割、大阪市や奈良市では約6割が、
  その後復活。職員団体厚遇や天下り法人の温存のためと考えられるケ
  ースもあり、“民意”と公務員の論理の隔たりが目立っている。」

地方の無駄をどう省くかという仕組みができないうちに、地方に権限と財源を
与えれば、今以上の無駄遣いが発生するだけである。

まず、国が自らの無駄を削減するシステムを作成し、それを地方が適用できる
体制ができてから、権限と財源に委譲に着手すべきである。



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posted by ドクター国松 at 21:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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