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2010年09月08日

現在進行中の円高に何の手もうてない菅内閣

円高が急速に進行中である。円高を放置すれば大企業の海外移転が進行し、
国内産業の空洞化が進展すると言われている。

そこまでいかなくても、日本企業にとっては依然として減益要因であり、
特に大企業からのしわ寄せをもろにうける下請中小企業にとって深刻
である。

こんなことは菅政権もとっくに承知しているはずだが、介入しても役に立たない
との、一部専門家の机上の理屈にあぐらをかいて、全く動こうとしない。

貧乏神のような貧相な顔をした白川日銀総裁は記者会見でわかりきったことを
ぐだぐだ言うだけで、何の影響力もやる気もない。

竹中平蔵氏も「日銀の行動は政治的な批判をいかに回避するか、に偏っている。
中央銀行として、どのようにデフレを解消したいと考えているのか、何ら展望は見
えない。リスクをとってでも積極的にデフレを克服しよう、という姿勢自体が伝わっ
てこない。今後、民主党代表選を経てどのような政権ができようとも、日銀の行動
原理自体が変わらない限り、「日本型デフレ」の解消は期待できない。」
と言っているが、全くその通りである。

一方の野田財務大臣は重大な関心をもって同行を見守っているだけで何もしない。
見てるだけである。

そして、我らが日本の指導者菅総理は、うつろな目をして公務を機械的にこなしている
だけである。

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posted by ドクター国松 at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治決定の自由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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