農林水産省は23日、2011年度予算の概算要求で、農家の
戸別所得補償制度について、米から麦や大豆など畑作にも
対象を拡大して9000億円超を要求する方針を固めた.
畑作の戸別所得補償は、農産物の生産費が販売価格を上回
る麦、大豆、ソバ、菜種、でんぷん原料用バレイショ、テンサイ
の6品目が対象。コメと同様に、作付面積10アールあたり
1万数千円の「定額」を農家に支払う。
食料自給率の向上並びに地域社会の維持及び活性化に
資することを目的とするものであるが、果たして効果がある
かというと疑問がある。
何の努力もしなくても、金がもらえるのである。農業の効率化
には全く寄与しないことは明白であり、税金の大いなる無駄
づかいであるだけでなく、日本農業の効率化にも有害である。
げんに弊害もでてきている。従来の農業政策は生産効率を上
げるための大規模化を目的としたものであり、やる気のある農
家が近隣の農地を借りて規模拡大と効率化を実現してきた。
しかし、所得補償制度の導入で、農業を行っておれば小規模
であっても、補助金が貰えるようになった結果、従来農業をす
る意欲がなく耕作を委託していたようなやる気のない小規模
農家が土地を取り戻す動きが顕在化しており、借地を活用し
た大規模農業に逆風となってきている。
これでは、何のための農業政策かわからない。選挙対策と言わ
れてもしかたがないのではないだろうか。
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農家の戸別所得保障制度は税金の無駄遣い?>>....
上記の件に関して、人生61年の生活からきずいた点を書き込ませていただきます。
昔からこの国は農家が悪くなると、世の中も悪くなると申しました。
税金の無駄使いではありません!個別所得保証は農林省の算定方式は間違っております。この保証は一戸一戸の生活保障であって、原価計算上の保障ではありません。
保障してお金の流れを説明しますと、農家に個別保証として年間何百万円(これは農家が雇用できるところまで)といゆお金(生活分と雇用のためのお金)の保障して、農業界からこの国の社会へお金を回すのです。
そうすることによって、戦後農業界から工業界へ人が流れましたね、これだけの失業者を出しておるのですから、失業者を減らすために、これからは工業界から農業界へと人の流れを作って、失業者を減らすことです。
この国はお金が足りませんので、日銀で大量のお金を刷り、農家に投下することです。そうすることによって、社会全体の賃金を安定化することができます。そして、円安に誘導しやすくなります
。ある程度の円安にしますと、外国へ出した企業も日本に戻ってきます。このことは雇用につながります。
(追記)
上記の方法をとると、年金問題そして医療費問題の解決方法が見えてくるはずです
早く人の流れ、農業界から工業界へ、そして、工業界から農業界へ人の流れの循環を作ることです。
(後記)
どうも61年の人生を過ごしてみて、それぞれの国が人口当たりの規模の農業経営が成り立たなければ、それぞれの国の経済は成り立たなくなるようですね。
それぞれの国は、為替操作によって人口当たりの農業規模を確保することです。
経済理論の限界を早く設定することです。