今月10日の1例目以降、約2週間で3例目となった。
移植法の改正前は、意思表示カードなど書面での本人の提供意思の表示
がなければ、脳死での提供はできず、移植法はあっても移植が実現する
ケースは極端に少なく、移植のために海外に出向き、金で外国人の臓器を
買うという異常な事態が恒常的に行われてきた。
今回の改正法で本人の意思が不明でも、家族の承諾で提供可能となり、
移植の拡大が期待されてきたが、ようやく期待が現実になるきざしが見え
てきた。
やっと一つ、不思議の国日本の非常識が、世界の常識に近づいたのである。
今後も順調に臓器移植が増加し、一人でも多く助かるべき命が助かることを
期待する。
はげみになりますので、クリックをお願いします