にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2010年08月19日

やはりでてきたヨーロッパ緊縮財政の悪影響

独シュピーゲル紙は18日付の電子版で、ギリシャ政府が財政緊縮を進めた結果、
ギリシャは深刻な景気低迷に陥っているとし、店舗閉鎖が相次ぎ、税収が落ち込
み、一部の地域では失業率が70%にのぼり、労働者のストライキが活発化してい
る、と報じた。

私は6月9日のブログで、放漫財政で国が破たんしても国家は滅びないが、緊縮
財政は世界恐慌を招き、戦争でしか解決しない。

と書いたが、さっそく緊縮財政の悪影響が表面化してきた。

緊縮財政が景気の悪化を招き、かえって税収を減少させ、さらに財政悪化を招く
という悪循環である。

これに対し、さらなる緊縮財政で臨めば、残された道は国家の破たんである。

これはギリシャだけの問題ではない。ユーロ安を輸出増に活かすことのできない
ユーロ圏の弱小諸国は緊縮財政に頼る限りいずれギリシャの後を追うことになる。

ユーロ圏はこのままの形態で21世紀を生き延びることはできないだろう。


はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 財政健全化という病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック