にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2010年07月17日

民主党は政治主導を放棄するのか

菅直人首相は11年度予算編成へ向け、政府内調整を仙谷由人官房長官に一元化し、国家戦略室の機能を
縮小する方針を打ち出した。

一体、菅と民主党は何を考えているのだろうか。衆議院選挙で民主党が勝ったのは脱官僚、国民生活重視の
マニフェストが国民の支持を得たからであった。

ところが、国民生活重視はいつのまにか財政再建に代わり、国民に何の説明も無い。
今また、政治主導の象徴ともいうべき国家戦略室を縮小するという。大幅な脱官僚からの後退である。

この後退は財務官僚に取り込まれた菅一人の政策変更なのか、民主王全体の変節なのか。
党全体の変節えあれば、直ちに衆議院を解散し、国民の信を問うべきである。もし、菅の独断というならば
菅を引きずりおろすべきである。

そもそも、国家戦略局で、党としての政策の軽重と優先順位を明確に決定しないと、ムダを削減する
こともできないのである。

一部マスコミの中に、口蹄疫問題への対応の遅れを政治主導の結果であるかのように主張しているところ
があったが、まったく何の関係もない。政治家からの指示の有無にかかわらず、災害に対し公務員がすべき
対応はすべて決まっており、もし迅速に動かないとすれば意図的なサボタージュである。

このように、官僚のマスコミ操作は実に巧妙で、ありとあらゆる機会を通じて反官僚的政策を
骨抜きにしようとする。

単純な菅を操るなど官僚にとって赤子の手をひねるようなものである。



はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 09:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 官僚政治からの脱却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック