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2010年07月03日

軽すぎる首相の発言

鳩山前首相はいろいろ発言したが、実現できず結果的に普天間問題の処理で国民の信頼を
失った。

菅首相も同じ道を歩みつつあるように思える。
鳩山氏の場合は沖縄であったが、菅氏の場合は消費税増税である。

鳩山氏はマニフェストにも明記していないのに、独断で基地問題について最低でも
県外と言い続け、結局実現できなかった。

今回菅氏は、マニフェストになく、従来の民主党政策と方向性が全く異なるにもかか
わらず、国民に何の説明もなく、いきなり消費税10%と言い始めた。

使い道は、財政再建なのか、社会保障なのか、景気対策なのか、もはっきりせず、
その有効性も説明のないまま、菅氏は消費税発言を続けている。

さらには、迷走し所得200-400万の層には全額還付するとか、できそうもないことを
口走っている。

もし、本当に消費税支払い分を還付しようとすれば、仮に納税番号の導入に成功し
所得の完全把握ができたとしても、、所得400万円以下の国民が全て領収書を取り
まとめ還付請求することが必要となる。

これにかかる手間を考えればこんなことは不可能であることは、政治家であれば本来
わかっていなければならない。

そんなことも考えず、思いつきで発言を続ける菅首相の軽さは、未納三兄弟発言で
結果的に自分の辞任に追い込まれた当時から何の進歩も感じられない。



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posted by ドクター国松 at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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