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2010年06月28日

EUのバカ首脳は大恐慌を選択したか

主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が「先進国は13年までに財政赤字を半減」
との目標を首脳宣言に盛り込んだ。

これにはEU首脳の意向が大きく繁栄されている。
彼らはけき回復よりも財政健全化を選択したのである。

欧米の吸血鬼金融機関に踊らされ(あるいはグルになり金儲けをしている)
欧州政策当局者の無能ぶりは際立っている。

欧米の吸血鬼金融資本は、まずサブプライムというような不良金融商品をばら撒き
大儲けした。

さらに、サブプライムのインチキが白日のもとにさらされると、今度はCDSで大儲けした。
金融危機を煽り、売りで大儲けし、世界の金通秩序を破壊した彼らは、今度は金融危機
に対応し、多額の公的資金を投入し財政の悪化した政府をターゲットにしたのである

彼らの手足であるヘッジファンドがギリシャ等の比較的弱い国の国債を空売りし、
もう一つの手足である格付機関がギリシャ国債の格付けを引き下げ、さらなる売りを
誘う。同時に彼らの影響化にあるマスコミが危機を煽りたてる。

その結果、国債金融秩序は大きく乱れ、それに乗じ欧米吸血鬼金融資本が濡れ手に
泡の利益を得たのである。

まだ、サブプライムショックやリーマンショックの後遺症から回復していない世界経済
を考えれば、財政再建より景気回復を優先するのが当然であり、EU首脳がすべきことは
金融資本と格付け機関の金融秩序破壊行為を取り締まり、規制を大幅に強化することで
あった。

EUがギリシャやポーランド等を支援し、欧米吸血鬼金融機関の暗躍を抑えれば、今この
時期に財政再建策を急ぐ必要性はないもない。

しかし、EU首脳は景気回復を捨て、財政再建にハンドルをきった。

不況期に財政引締い舵をきったことが、1929年の大恐慌に「つながり、第二次世界大戦
の原因になったという過去の歴史をヨーロッパは忘れてしまったらしい。

今回の決断が次の世界大戦につながった時、彼らはどう責任をとるつもりなのだろうか。







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posted by ドクター国松 at 13:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 財政健全化という病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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