早くも借り手に混乱が広がっている。
プロミスやアコム等の大手サラ金は、施行前に総量規制に引っかかる顧客に
対する融資を停止している。
改正貸金業法の完全施行で、年収の1/3以内という総量規制を実施すれば、
失業者や収入の無い専業主婦は金を借りることができない。
生活費の繋ぎや、急な出費が必要となった場合、その資金は闇金に頼らざるを
得なくなる。
現実に大手のサラ金は専業主婦に対する貸付を全廃する方向を固めている。
夫の同意書や収入証明等の必要書類の徴求と審査にコストがかかるからである。
一方、闇金は今回の改正を商機として、クレジットカードを利用した違法融資の拡大や、
電話や携帯等での融資拡大をもくろんでいる。
多重債務を防ぐという善意がその根底にあるのだろうが、現実を理解していない頭デッカチ
の官僚が作った法律は結局庶民を苦しめ、闇金を栄えさすことになるだろう。
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