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2010年05月21日

アメリカが北朝鮮を攻撃できないのは、日本を人質にとられているから。

朝鮮半島の西側の黄海で、3月26日に起きた韓国海軍哨戒艦「天安」の沈没事件について、
韓国の軍・民間合同調査団は「北朝鮮の魚雷攻撃」によるものだった、と結論づける調査報
告を発表した。調査団には、米、英、豪、スウェーデンの専門家も加わっている。

一方、名指しされた北朝鮮は、れいによって、ただちに「捏造(ねつぞう)だ」と反発し、
制裁に対しては全面戦争を含む強行措置で応えると恫喝した。

アメリカは1990年以降でも、ソマリア、ハイチ、スーダン、ユーゴ、アフガニスタン、イラク等
に対し攻撃を加えている。

しかし、もっとはっきりした攻撃理由があるにもかかわらず、北朝鮮に対しては攻撃する気
配がない。

今の情勢ではアメリカが北朝鮮を攻撃しても、中国は抗議だけにとどまり、戦争に介入する
可能性は低い。

では、何故アメリカは強気にでられないのか。

その原因は日本にある。北朝鮮が日本への攻撃気配を見せるからである。

韓国はいざとなれば北朝鮮と戦争する能力も体制も意思もある。

しかし、日本には戦争を遂行できる体制も意思もない。

韓国とアメリカが北朝鮮を攻撃すれば、その報復として北朝鮮は日本にミサイルを
発射する。

東京にミサイルが撃ち込まれたとき、日本と日本国民がどう反応するか、これは大きな
不確定要素である。

日本が崩壊するにせよ、軍事国家に変貌するにせよ、アジアはもはや今の秩序を維持
できず、世界は大きく変貌することになる。

これはアメリカにとっても、とるには大きすぎるリスクであり、北朝鮮に軍事力を行使を
躊躇する大きな理由となっている。

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posted by ドクター国松 at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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