歳入改革を掲げて選挙しないと国民にはなはだ失礼になる」と述べ、マニフェストには
消費税増税を明記し、是非を問うべきだとの認識を示した。
選挙前のマニフェストとは大きな変貌である。
仙石大臣は、
「野党時代の民主党は財政赤字の額は知っていたが、中身は知らなかった。無駄がある
はずだから、無駄を省けば財政改善できると考えていたが、政権をとって中身をよく見たら
無駄を省く程度では財政再建は無理であることがわかった。選挙前のマニフェストは中身
を知らないで作ったから間違っていた。今は事実がわかったので自民党が言っていたよう
に消費税を引き上げたい。」
といって選挙に臨むとおっしゃっている。
そんな民主党を国民が支持するはずはないので、次の選挙では惨敗で民主党政権は崩壊
する。
そんな結論がわかっているのに、仙石大臣は何故消費税導入に熱心なのか。
1月8日の仙石大臣は何故消費税増税を唱えるのかでも言ったが、
社会党出身で自治労を支持母体とする仙石氏は、公務員の削減に手がつくことを恐れている
からである。
民主党の事業仕分けで、十分な財源はでなかったのは当然である。
公務員の削減や、その給与減額に手をつけなければ、大きな削減はできない。
仙石大臣はその方向に行くのを是が非でも避けたいのである。
民主党が選挙で負けることがわかっていても、消費税を引き上げることで、公務員の身分と待遇
を守る。これが仙石氏の立場である。
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