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2010年04月14日

仙石大臣にとっては民主党政権の崩壊より消費税増税が大切らしい。

仙谷由人国家戦略担当相は13日の記者会見で、次期衆院選について「税制改革、
歳入改革を掲げて選挙しないと国民にはなはだ失礼になる」と述べ、マニフェストには
消費税増税を明記し、是非を問うべきだとの認識を示した。

選挙前のマニフェストとは大きな変貌である。

仙石大臣は、
「野党時代の民主党は財政赤字の額は知っていたが、中身は知らなかった。無駄がある
はずだから、無駄を省けば財政改善できると考えていたが、政権をとって中身をよく見たら
無駄を省く程度では財政再建は無理であることがわかった。選挙前のマニフェストは中身
を知らないで作ったから間違っていた。今は事実がわかったので自民党が言っていたよう
に消費税を引き上げたい。」
といって選挙に臨むとおっしゃっている。

そんな民主党を国民が支持するはずはないので、次の選挙では惨敗で民主党政権は崩壊
する。

そんな結論がわかっているのに、仙石大臣は何故消費税導入に熱心なのか。
1月8日の仙石大臣は何故消費税増税を唱えるのかでも言ったが、

社会党出身で自治労を支持母体とする仙石氏は、公務員の削減に手がつくことを恐れている
からである。

民主党の事業仕分けで、十分な財源はでなかったのは当然である。
公務員の削減や、その給与減額に手をつけなければ、大きな削減はできない。

仙石大臣はその方向に行くのを是が非でも避けたいのである。
民主党が選挙で負けることがわかっていても、消費税を引き上げることで、公務員の身分と待遇
を守る。これが仙石氏の立場である。

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posted by ドクター国松 at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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