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2010年04月05日

為替をめぐる米中戦争の行方

元引上げを求めアメリカが中国への圧力を強めている。これに対し中国は反発を強めている。

これで思い出すのは、日本に対するアメリカの円高圧力である。

度重なるアメリカの円高への圧力と、日本の自国経済への過信から1985年当時の中曽根
首相と竹下大蔵大臣はプラザ合意による円高を容認した。

プラザ合意は成立後1日で為替を1ドル235円から約20円下落させ、1年後にはドルの価値
はほぼ半減し、150円台で取引されるようになった。

この円高がバブル経済とその崩壊をもたらし、日本経済を20年にわたる長期の不況に陥ら
せたのである。

中国はこのことを良く認識しており、そう簡単にはアメリカの圧力には屈しない。

アメリカの圧力に対し、中国がどう対応し自国の利益を守るかは、今後の中国や世界の経済
地図に大きな影響を与える可能性がある。



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posted by ドクター国松 at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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