すっかり失望に地位を奪われつつある。
その原因には政治と金の問題もあるが、鳩山首相の軽さと、政策実現の詰めの甘さ
に起因する問題の方が大きい。
鳩山首相は誰にでもリップサービスしたいのか、相手によって発言のスタンスが
異なり、いらぬ混乱を招いている。
また、民主党の政策については、その実行過程があまりにもお粗末である。
理想はわかるが、裏付けが不十分すぎる。
子供手当を実現するなら、その財源についても確実な案をもっていなければならない。
無駄の削除で財源が調達できると、国民に約束したのだから、公務員の生首を切って
でもそれは実現しなくてはならない。
それができず立ち往生している今の姿では、国民は安心して民主党に政治を委ねること
はできない。
米軍基地を沖縄県外に移設すると主張するなら、その成算をもっていなければならない。
何の具体的な実行案をもたず、約束するだけなら子供でもできる。
子供手当は一旦は実現できたが、今のままでは国民は継続性を信じることはできない。
米軍基地は、沖縄県内に留まることになりそうである。できませんでしたですむなら、
高い議員報酬をとる資格はない。
もう一つの目玉である。Co2排出25%削減も難しそうである。藤本 健三氏によると
ほとんどの家に太陽光発電を設置し、家をすべて断熱ハウスにし、販売する自動車の
ほぼすべてを電気自動車等にしても25%減は実現できないらしい。
この問題についても、言っただけになるのだろうか。
はげみになりますので、クリックをお願いします