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2010年03月10日

核密約を生んだ、能天気な日本人

  日米の核密約がようやく明らかになった。これだけでも政権交代の意義はあったと
  いえる。

  自民党政権はこのことが漏れることを恐れ、この材料を秘密にしてもらうためだけにも、
  米国の要求に逆らえない弱みをもっていた。

  国民に内緒の密約を結ぶことは、他国に弱みを握られることであり、結果的に国益に
  マイナスになる。

  密約の責任が国や政治家だけにあるかというとそうではない。責任は日本国民にある。

  国際社会での現実を見ず、国の基本である防衛問題から目をそむけ、他国まかせに
  して、空虚な理想論のみを唱える国民性が国家を誤らせた原因である。

  東西冷戦下で、米ソが互いに核兵器を持ち対峙している情勢で、日本にあったとしても、
  アメリカの戦略的な基地に、核兵器を持ちこまないはずが無いのである。

  アメリカの国防戦略からみれば、核持ち込みは必然である。それが絶対に嫌なら、
  憲法を改正し、自国の防衛は自国で行い、米軍基地を撤退させる道しかない。

  大バカの旧社会党のように、兵力を持たず話し合いで平和を維持するというような、
  寝言に、国と国民の安全に責任を負う政治家が従えるはずがない。

  しかし、敗戦により過去を全否定し、戦争の悲劇ばかりを教えられ、理性的な判断も
  せずに、戦争アレルギー核アレルギーに陥った子供国民を相手にした時、密約という
  手段しかなかったのである。

  自国内で、強力な権力を持つ警察が存在してさえ、犯罪行為や争いが無くならないのに、
  国際間の紛争は何故か話し合いで全て解決すると考えるような、豆腐のような脳味噌を
  持つ者達の存在が、この密約の原因である。密約が明白になったこの機会に、さらなる
  きれいごとで取り繕うのではなっく、日本人はもっと現実的に防衛や外交戦略を考え直す
  べきである。





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posted by ドクター国松 at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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