普天間飛行場の移設先を決める方針を示していることについて、大事なことは問題を
解決することで、時間は問題解決に比べれば二次的なものだ」と述べ、調整が難航し
た場合は決着期限の先送りも検討すべきだとの考えを示した。
時間をのばして、国外移転にもっていきたいようだが、その目は最初から存在しない。
時間を無駄にし、アメリカへの余分な譲歩を迫られ、無駄な資金をアメリカに巻き上げ
られるだけである。
アメリカは日本の同盟国であるが、それはあくまでも、日本がアメリカの子分で
ありつづける限りである。少しでもそこから外れると、厳しい対応が待っている。
日本がアメリカを経済的に追い越しそうになった時に、アメリカは日本に謀略をしかけ、
金融健全化、バブルの解消を名目に圧力をかけ、急激なバブルの崩壊で、日本経済
を破壊した。
GMを抜いて世界一の自動車メーカーになったトヨタは、今アメリカのターゲットになって
いる。
また、少しでも付け込む隙をつくれば、それに乗じてくる。
元々、在日米軍駐留経費は基地地主の地代などを除いて、一切米国が負担することにな
っていたが、ベトナム戦争後、財政危機とドルの価値の急落に苦しんだ米国は日本に駐
留経費分担を求めた。
この法的根拠のない支出を当時の政府が思いやり予算として1978年に62億円を
認めたばかりに、現在では2000億円もの規模になっている。
福島の意見にのり先延ばしすることは、アメリカに負い目を感じることになり、
結局たかいものになる。
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