市長選が24日あり、日米が合意した同市辺野古への移設に反対する新顔の稲嶺
進氏が、初当選を確実にした。
民主党は彼を推薦していたので、辺野古への移転は無くなったと見るのが常識的
なところである。
しかし、そうなるかどうかは未だに流動的である。アメリカの強い反発を民主党政権
が無視できるかどうかという点には疑問が残る。
国内での移転準備は、新聞等で知る限りでは進展していないように思える。
一方で、グァムへの移転にはアメリカ側が難色を示している。
見るところ、沖縄県外への移転は、ほぼ不可能ではないだろうか。今から他の県に
打診しても、移転の実現までには相当の調整期間を要する。
民主党がとれる道は三つである。一つは移転自体を取りやめること。
もう一つは、選挙結果にも関わらず。アメリカに押し切られ辺野古への移転を行う道
最後の一つは、アメリカに今約束している以上の、各種援助を巻き上げられグァム
への移転を認めてもらうことであろう。
今のところ、こうなる可能性が高いのではないだろうか
どれを選択しても、民主党にとってはマイナスになる。最後のケースは国民にとっても
マイナスである。
いろいろ、約束するのはいいが、政権与党になれば、もう少し先をよんで政策を決定し
事前に準備をする必要がある。
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