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2010年01月24日

民主党、もう少し考えて政治をしようね

  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点になった沖縄県名護市の
  市長選が24日あり、日米が合意した同市辺野古への移設に反対する新顔の稲嶺
  進氏が、初当選を確実にした。

  民主党は彼を推薦していたので、辺野古への移転は無くなったと見るのが常識的
  なところである。

  しかし、そうなるかどうかは未だに流動的である。アメリカの強い反発を民主党政権
  が無視できるかどうかという点には疑問が残る。

  国内での移転準備は、新聞等で知る限りでは進展していないように思える。

  一方で、グァムへの移転にはアメリカ側が難色を示している。

  見るところ、沖縄県外への移転は、ほぼ不可能ではないだろうか。今から他の県に
  打診しても、移転の実現までには相当の調整期間を要する。

  民主党がとれる道は三つである。一つは移転自体を取りやめること。
  もう一つは、選挙結果にも関わらず。アメリカに押し切られ辺野古への移転を行う道

  最後の一つは、アメリカに今約束している以上の、各種援助を巻き上げられグァム
  への移転を認めてもらうことであろう。
  今のところ、こうなる可能性が高いのではないだろうか

  どれを選択しても、民主党にとってはマイナスになる。最後のケースは国民にとっても
  マイナスである。

  いろいろ、約束するのはいいが、政権与党になれば、もう少し先をよんで政策を決定し
  事前に準備をする必要がある。

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posted by ドクター国松 at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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