させ、両者の対立はどうやら決定的になったように思える。
これから、中途半端な妥協で手打ちすることなく、両者徹底的にやってほしいものである。
小沢氏サイドは刑事訴訟法改正をちらつかせ、検察側に圧力をかけているとの観測もある。
中身はというと、検察側の嫌っている、取調過程の完全録画を義務づける改正である。
これは国民にとっては歓迎すべき改正である。従来の冤罪の原因は、見込みで逮捕し
身柄を拘束したうえで、昼夜を問わない過酷な取り調べを行い、ついには事実と異なる
自白を引き出したことによる。
取調の全過程録画を義務づければ、人権を無視した長時間の取調べは不可能になり、
自白ではなく、証拠中心の立証に改めざるを得なくなる。
検察もここまで対立が激化すれば、小沢氏を有罪にしその実権を奪わないと、大きな
しっぺ返しを受けることになり、相当本腰を入れ小沢氏の有罪を狙うはずである。
それに成功すれば、民主党は小沢のくびきから解放されることになり、日本の政治に
とっては、これ以上はない慶事である。
自民党はいつまでたっても古い体質の老兵が去らず、未だに当選年次等の年功序列
が幅を利かせており、政権をとらしても、すぐに以前の政治に逆戻りしそうで全く信頼
に値しない。
日本にとっては、当面小沢氏のいない民主党がベストではなくてもベターの選択であ
ろう。
小沢氏が抜ければ、外国人への地方参政権付与も日の目を見ずにすむだろう。
追伸
民主党が検察のリークを制限する動きを見せているが、
これも悪くはない。
捜査当局の捜査段階でのリークとこれを一方的に垂れ流すマスコミの姿勢は
目にあまる。
完全な人権侵害であり、裁判員裁判においては予断を与えることになる。
小沢事件を機に、このあたりが見直されれば、小沢氏の疑惑も国民の役に
たったことになる。
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