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2009年11月14日

いつまで、欧米の世界支配を許すのか

  日本の国債発行額が増加することに対応し、格付会社が日本国債の格付け引き下げを検討
  しているらしい。

  また、今回の不況による、欧米金融機関の財務悪化に対応し、自己資本比率に関する規制強化を
  計画している。

  これらは皆欧米諸国が勝手に決めていることである。

  格付けなどというものに何の信頼性も無いことは、今回の不況でトリプルAの格付商品がどんな
  にクズであったかをみれば明らかである。

  格付けなど、欧米の投資家の気休め以外のなにものでもない。そもそも日本企業と欧米企業
  を同じ格付けで比較することがナンセンスである。

  残念ながら、資料の存在をしらないが、過去の同格付の欧米と日本の企業、投資商品を比較し
  結果を検証すれば、日本企業や日本の製品の方がはるかに安全性は高いはずである。

  国債の格付けなど、信頼性はゼロに等しい。アメリカ国債と日本国債の格付けの違いなどは、
  格付けが単に欧米機関の恣意的なものであることを証明しているにすぎない。

  欧米の銀行の自己資本規制強化で、日本の銀行も資本増強しないと、貸出に支障がでる状況
  に追い込まれている。しかし、本当に日本の銀行が普通株の増資が必要なほど追い込まれて
  いるかというとそうではない。

  元々臆病な日本の銀行経営者は欧米の投資銀行ほどリスクをとっていないので、財務内容は
  欧米銀行より健全であり、欧米の基準など適用する必要がない。

  しかし、日本は伝統的に欧米基準を押し付けられそれに従ってきたのが現状である。
  バブル崩壊後の不況があれほど長く続いたのも、欧米による銀行の自己資本充実の
  圧力のせいであった。

  日本がこれから、世界の中で埋もれてしまう道を選択したくないなら、アジアで勃興する中国
  インドと協力し、アジアのルールを構築すべきだろう。

  欧米の勝手なルールを世界のルールとしつづける限り、いつまでたっても欧米の世界支配は
  終わらない。

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posted by ドクター国松 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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