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2009年08月17日

見直す必要のある高速道路無料化

  高速道路については、自民党が1000円、民主党は無料化を唱えているが、考え直す
  必要がありそうである。

  盆も終わったが、高速道路の渋滞は大変であった。高速道路の価格を下げるということは、
  一見よさそうだが、いろいろと問題もある。

  渋滞と、車の増加による環境問題はもちろんだが、それ以外の問題も多い。

  競合交通機関への圧迫も多きい。特に船舶については車よりはるかに省エネで環境にも
  良い交通手段であり、対策が必要になる。

  また、渋滞による貨物運送の遅れ、道路の補修・維持費の財源をどこから調達するのか等
  解決すべき問題は大きい。

  国民への人気取りではなく、経済的な側面から高速料金問題を検証してみよう。

  貨物運送という点で考えた場合、日本には大きな問題がある。陸上運送コストが高すぎる。
  中国から運ぶ方が、日本国内を運ぶより安いというのが実態である。結果、本来利用される
  べき国内資源が有効に活用されていない。この問題は貨物運送者の高速料金を無料化す
  ることで改善できる。

  自家用車と違い、貨物用車両の高速代を無料化すると、国内資源の有効活用や物流企業の
  業績アップにつながるだけでなく、運送コストの低下により、その他企業の業績改善、物価の
  低下にもつながり、経済的波及効果がおおきい。

  自家用車については、無料にする必要はなく価格低下で十分である。地方の高速道路におい
  ては、利用すれば便利だが、価格が高過ぎ利用できない所が多く、そういうところは大きく値下
  げし、混雑するような幹線道路については下げ幅を少なくする等、ケースバイケースでの引き
  下げで十分である。

  高速の建築費はともかく、修繕・維持費ぐらいは、高速料金で賄うのが妥当であろう。





  

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posted by ドクター国松 at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本を元気にするには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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