民主、社民、国民新党の野党3党の有志議員は15日、日本郵政が宿泊・保
養施設「かんぽの宿」をオリックス不動産に不当に安く売却しようとしたと
して、西川善文社長を解任するよう鳩山邦夫総務相に申し入れた。
さらに、同日、この問題を巡り、西川社長に特別背任未遂などの疑いがある
として東京地検に告発した。とのニュースが流れている。
野党3党のレベルの低さにはあきれてしまう。
元々、人材もなく時代遅れの社会党や、国民新党はともかく、これから政権
を担うかも知れない民主党の議員までこのレベルでは、どうしようもない。
建設費2,400億円のかんぽの宿を109億円でオリックスに一括売却しよ
うとしたことを問題視したものであるが、倒産会社の不動産がこの程度の処
分価値しかもたないことはよくあることである。しかも、かんぽの宿は年々
赤字を出している物件である。
もし、これを罪に問いたいなら、簡保の宿により高い価値があることを実際
に売却により、証明すべきである。
野党は本来、採算が取れない高額な建築費でかんぽの宿を作った郵政官僚を
こそ告発すべきである。
結局、野党がこんな下らない対応をすることで、かんぽの宿の売却が遅れ、
国民負担が増加することになる。喜ぶのは、高額な賃金を保障された天下
り官僚だけである。
野党は官僚政治の打倒にこそ協力すべきである。
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