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2009年05月04日

政治家の世襲問題

 政治家の世襲を禁止すべきか否か、ということが問題になっている。


 しかし、本来有権者が政治家を選挙で選ぶのだから、二世であろうが、なか
 ろうが関係がない、という意見が正論のように思える。

 しかし、実際のところあまりにも世襲議員が多すぎる。

 これは、世襲議員に問題があるというよりは、世襲議員を選びやすい現行の
 日本の社会システムに問題があると考えた方がよい。

 自分の子供の代わりに、秘書を後継者にしても、実態は世襲と何ら変わりは
 なく、世襲を批判するだけでは何の意味もない。


 日本の政治の問題は、既得権に基づく利権行動の引き継ぎにある。


 その選挙区内の利権集団が自らの利益を擁護する政治家を支援し、その政治
 家が引退すれば、その後継者を支援する、という自民党に代表される、(民主
 党にもあるが)選挙システムが問題の根本である。


 その構造を許すのが、政治の影響に翻弄される弱者である一般国民の政治へ
 の無関心である。


 政治家の世襲が増加し続けるのは、日本国民の民度の低さの証明であり、そ
 れは、形式的に世襲を制限することですむものではなく、日本国民が真剣に
 政治を自分の問題として考えることで初めて改善される。

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posted by ドクター国松 at 09:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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