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2009年03月22日

WTCへの移転は、もう少し慎重に

橋本知事の主張する大阪府庁のWTCへの移転は、もう一度冷静に見直す必要がある。

確かに、現行の老朽化した府庁を立て直すより、はるかに安上がりであり、耐震補強するだけ
よりも安くつくという意味で、名案には違いがない。

大阪市の大きな赤字施設を利用するという点で一石二鳥でもある。

交通の便が悪いとか、中心市街地から遠いという反対理由には、私も賛同できない。

しかし、ただ一つ絶対に無視できない反対理由がある。

それは地震への脆弱さに対する指摘である。

地元の人間として、地震の危険は無視できない。

WTCは埋立地にあり、南海大地震が発生した場合、常識的に考えて、津波による
被害と、液状化による被害は避けられない。

災害時に対策の中心となる、府庁が機能しなくなる、という指摘は私にとって最もな
指摘とおもわれる。

橋本知事は、根拠を示さず大丈夫と押し切るのではなく、きちんと専門家の意見を
もって反論すべきである。

それをおこたり、人気の力で押し切ろうとするのは驕り以外の何物でもない。

今、このタイミングを逃せばこの話は流れるかもしれない。しかし、将来に致命的な被害と
悪評を残すリスクをおかしてまで、いまこの状況で強行すべき案件ではない。

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posted by ドクター国松 at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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