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2009年01月17日

トヨタは典型的な日本企業

今回の危機に対応するために、トヨタの部長が全員自社の新車を購入するらしい。

マスコミの論調としては、GMと違う日本企業の強みとして、前向きのものが目立った。

しかし、はたしてこんなことが強みだろうか、私個人としては、日本企業のこんな姿勢は
大嫌いである。

藩のために命をささげた江戸時代を連想するのは私だけだろうか、

やはり、日本人は個人の意思のない会社人間だというイメージを海外に再確認させる
ものである。

自主的ということだが、自分がトヨタの部長であれば、断ることは非常に難しいことだろう。

2200人が車を購入したところで、トヨタの業績に影響のあるものではない。

一方で、課長級や、それ以下の社員も、さらには下請けや取引先にも何らかの行動が
要求されることになるだろう。

会社のために、個人の意思を犠牲にする体質は、日本に広く残っている。

会社ぐるみの不祥事や、会社ぐるみ選挙、談合等はすべてこの体質によるものである。

今回のトヨタ部長の行動は、美談ではなく愚行であり、これを評価していては、日本社会と
企業の問題は決して解決しない。





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posted by ドクター国松 at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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