効果的な政治システムとは、国民の意思が確実に反映される仕組みである。
国民がその意思を政治に反映させるには、
@自分の意思に合致した政策を実現しようとする政治家を選挙で選ぶ。
A政治家が官僚に政策を実行させる。
ことが必要である。
しかし、現在の日本の政治は上記の条件を全く満たしていない。
@個々の政策について候補者としてどう考えどう行動するのか、この点があい
まいである。。国民に受けの悪そうなことには、反対意見を表明して立候補す
るが、いざ、国会で決議する段になると、党の意向に従い賛成しており、平
気で公約を破る。
A法案は大部分官僚達が原案を作成しており、国民の生活に重要な影響を及ぼ
す政策が、選挙で選ばれた議員によってではなく、官僚によって次々と成立
している。
B官僚は失敗をしても責任をとらず、政治家の意思が官僚によって骨抜きにさ
れている。
C権限が分散されており、何かまとまった改革を実施しようとしても、調整に
やたら時間がかかり、思い切った改革ができない。
これでは国民が幸せになるような政治は実現しない。
効果的な政治システムを実現するためには、
@地域の既得権維持や利権確保のために結びついた政党ではなく、生活者とし
ての国民のための政策実現を目的とする大衆政党を作り、政権を狙える規模
まで拡大させること。
A公務員法を改正し、公務員の責任体制を明確にするとともに、国民にえらば
れた政治家の意思が貫徹できる官僚組織に変えること。
B省庁間の権限や国と地方の権限を見直し、仕事の単位で権限を集中し、効率
的な政策実現ができるような体制にする。
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