政府は30日、米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故を受け、米軍にオスプレイの飛行停止を要請した。その後も運用が継続したことから、木原稔防衛相は同日夕、ラップ在日米軍司令官を防衛省に呼び、改めて停止を要請した。
米国防総省のシン副報道官は30日の記者会見で、鹿児島県の屋久島沖で発生した米軍輸送機オスプレイの墜落事故後も「オスプレイの飛行を継続している」と明言した。シン氏は「私が知る限り、正式な(飛行停止の)要請は受けていない」と語った。
これが日米安保条約の実態であり、日本国土の安全を考えた日本側の要求もアメリカによって簡単に無視されてしまう。
日本国憲法に手足を縛られた状態では日本の防衛はアメリカに依存せざるを得ず、どんなに税金を防衛費増加に努めても憲法の制約を外さない限りアメリカ依存は変わらない。
このままでは何時までたっても日本はアメリカの半植民地の地位から脱却できない。