「外国人がはるばる買いに来るスゴイ日本製品」という番組をたまたま見ていて日本の将来にさらなる不安を感じた。
上位10位までを紹介すると、1.サッポロクラシックビール、2.レトロゲーム、3.キットカット。4.歯ブラシ、5.沖縄の塩、6.お守り、7.マスク、8.地下足袋、9.真珠、10.ボールペン
確かに品質はいいのだろうが、どれをとっても日本の未来を切り開けるような商品ではなく、過去のものである。
今はノーベル賞がとれても将来はとれなくなるといわれているのと同様に、日本にきても買うものが無いといわれるのもそう遠くないかもしれない。
一時は中国人が日本の家電を買いあさったが、今では一巡したこともあるが、実際のところは日本の物も中国の物も大差なく、わざわざ日本で買うに値しにないということである。
ネット分野やキャッシュレス等これから急拡大するであろう新規サービス分野で日本の出遅れが目立つが、それ以外の製造分野でも既に日本の優位性がなくなっていることを示すのに十分な結果であった。
もうかなり手遅れになっているが、政府も目先のことに力を入れるだけでなく、将来の日本の在り方を真剣に国民と共に考えるべきである。