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2014年12月01日

円安=株高は何時まで続くか

株式の世界では未だに円安=株高の構図が続いて
いるようだが、何時までもつだろうか。

円安が進んでも輸出が期待通り増加しているわけで
はない。

ただ、原油が想定外に値下がりしているので、円安
の弊害が緩和されているにすぎない。

日本企業も今では海外に対する技術優位性も減少し
工場は海外に移転していることもあり、円安でも輸出
量は増加しない。

一方で円安は原料高に繋がり中小企業の業績を悪化
させ、消費者物価を上昇させ購買力を減退させる。

70円台というような過度な円高を是正し、110円程度
までもってくるのは適正であっただろうが、120円以上
は今の日本では過度の円安と言わざるをえない。

これ以上の円安があっても、日本の経済にとっては
かえってマイナスにしかならず、いずれ円安=株安と
いう危険な状態に陥る可能性は否定できない。


posted by ドクター国松 at 15:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本を元気にするには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする