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2013年11月01日

軽蔑すべきツタヤの対応、例えその結果誰かが死ぬことになつても脅迫に屈するよりはマシである

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ『黒子
のバスケ
』に対する脅迫行為が相次いでいる。大手レンタル
ビデオ店・TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス
・クラブは10月29日、脅迫状が届いたことを受けて、全国
1450店舗から同アニメのDVDやCD、コミックなど、『黒子
のバスケ』に関連するすべての商品を店頭から撤去すると
明らかにした。

ツタヤは問題が生じた時に責任を問われるのを恐れ、それ
を回避するために何の過失もない黒子のバスケを撤去する
道を選択した。

誰かの不当な犯罪行為に対し、日本中が、万一の場合責任
を問われることを恐れ、脅迫に屈していては社会の秩序を
保つことができない。

仮に、企業が不当な要求を退けたことにより、犯人が犯罪に
及び犠牲者が出たとしても、その責任は犯罪者だけが負うべ
きものであり、不当な要求を拒否した企業には何の責任もない。

この当たり前のことが社会常識として通用しないとすれば、日本
社会はまともな社会ではない。

よど号事件で福田元総理が「人命は地球より重い」などとたわけ
たことを言って超法規的措置をとり世界から物笑いの種になった
時代から、日本人の常識とやらが少しも進歩していないとすれば
なげかわしい限りである。


posted by ドクター国松 at 17:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする