沖縄県の無人島で計画されていた自衛隊とアメリカ軍によ
る離島防衛訓練が、日本の要請で中止されたことについて、
先週来日したアメリカのキャンベル国務次官補が外務省幹
部に、「理解しかねる」と強い不快感を示していたことがわか
った。
外務省側は、中止の理由を「高度な政治判断」と説明し、尖
閣諸島をめぐり、対立が激化している中国への配慮を示唆
している。
アメリカ外交筋は「中国をけん制するための訓練なのに、本
末転倒だ」と疑問を投げかけているが当然のことである。
中国が尖閣を占領するのを躊躇うのは日本のバックにアメ
リカの軍事力があるからにすぎない。
その効力を自ら削ぐような行動は愚挙としかいいようがない。
平和ボケした外務省の連中は、外交というとパーティでバカ
高いワインや料理を食べて相手のご機嫌伺いをすることしか
思いつかないらしい。
本当の外交とは武器を用いないケンカであり、相手の顔色をう
かがうことではない。
今更野田のガマガエル内閣に何を言っても仕方がないが、次の
政権はどこであれ、外務省のバカゲタ外交政策とは別の、本来
の外交戦略を駆使して日本の国益を守ってもらいたいものである。
最初のページはこちらです。
第三極は結集を急ぐ必要はない。
石原氏が都知事を止め、第三極の大連合を目指して国政
に進出すると言って以来、マスコミを中心に第三極の結集
の成否が一大事であるかのような報道姿勢が目に付くが、
あわてて第三局が結集する必要は何もない。
それどころか、自らの主張をあいまいにして結集すること
は、むしろ野合として国民い忌避される可能性が高い。
自民党にしろ、民主党にしろ、政権獲得のために、重要な
政策について全く異なる意見を持つ者が同一政党内に属
しており、そのことがわかりにくい決定できない政治の原因
となっている。
国民が新政党に期待するのは、決定できるわかりやすい
政治であり、その実現のためには政党内に異分子を含まな
いことが必要条件である。
現在、第三極と言われる政党は、重要な政策についてかな
り異なる意見をもっている。現時点で彼らがその対立項目
に目を瞑りあいまいなまま政権をとったとしても、自民・民主
の二の舞である。
むしろ、彼らはその政策の違いを鮮明にしたまま選挙に臨む
べきである。そうすれば、国民が政策面で何を望んでいるの
かを理解できる。
第三極が結集作業に入るのはその後でいい。別に組織が一
つにならなくても、政策の一致する面で協力すればいい。
自民・民主に代わる政党が政権を獲るのは次の次の選挙で
いいそれまでの間に、国民に自らの政策を徹底的に理解さ
せ支持を得る努力をすべきである。
戦後60年続いた政権をtるためだけの政党から政策を実現
するための政党に脱皮するには最低二回の選挙は必要である。
に進出すると言って以来、マスコミを中心に第三極の結集
の成否が一大事であるかのような報道姿勢が目に付くが、
あわてて第三局が結集する必要は何もない。
それどころか、自らの主張をあいまいにして結集すること
は、むしろ野合として国民い忌避される可能性が高い。
自民党にしろ、民主党にしろ、政権獲得のために、重要な
政策について全く異なる意見を持つ者が同一政党内に属
しており、そのことがわかりにくい決定できない政治の原因
となっている。
国民が新政党に期待するのは、決定できるわかりやすい
政治であり、その実現のためには政党内に異分子を含まな
いことが必要条件である。
現在、第三極と言われる政党は、重要な政策についてかな
り異なる意見をもっている。現時点で彼らがその対立項目
に目を瞑りあいまいなまま政権をとったとしても、自民・民主
の二の舞である。
むしろ、彼らはその政策の違いを鮮明にしたまま選挙に臨む
べきである。そうすれば、国民が政策面で何を望んでいるの
かを理解できる。
第三極が結集作業に入るのはその後でいい。別に組織が一
つにならなくても、政策の一致する面で協力すればいい。
自民・民主に代わる政党が政権を獲るのは次の次の選挙で
いいそれまでの間に、国民に自らの政策を徹底的に理解さ
せ支持を得る努力をすべきである。
戦後60年続いた政権をtるためだけの政党から政策を実現
するための政党に脱皮するには最低二回の選挙は必要である。