にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2011年03月01日

主婦の年金救済は全額納付で対応すべし

夫の退職に伴う年金の変更届けをせず、年金保険料が未納
となった専業主婦に対する救済策として民主党政府と厚生省
は、未納になっている期間のうち、直近2年分だけ納付を求め、
それ以前の分は納付したものと認める内容を提示したが、批判
が殺到した。

当然のことである。真面目に保険料を納付してきた主婦から見
れば決して容認できない。

本来、過去の未納分を全額納付するのが筋である。しかし、そ
の為には法律改正が必要であった。

しかし、それでは野党の反対で成立まで時間がかかる」と判断
して断念したのである。

その変わり実施したのが、一片の課長通知で、日本年金機構
に指示することであった。

国会のなんと軽く、官僚権限の如何に大きいことか!

年金制度を安定的に維持する上において不公平は許されない。
年金を受け取る為には未納付の年金額は全額支払うのが筋
であり、払わずに貰うことは許してはいけない。

この意味で、基礎年金の全額税金化もダメである。真面目に
納付してきた国民が損をすることになる。

公正さこそが年金制度を維持する決めてであり、このことは揺
るがせてはならない。

posted by ドクター国松 at 15:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする